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受賞作品

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8th

第8回大会(2018年度)

受賞作品一覧

文部科学大臣賞

空中浮遊環境DNAを用いた生息調査法の確立を目指して

自然科学部チームストリクス

静岡県立掛川西高等学校

<講評>

空中に浮遊するフクロウの皮脂由来DNAを手がかりに、鳥類の生態と分布を明らかにする新たな調査法を確立した独創的な研究です。空中の浮遊DNAを効率よく捕集する画期的かつシンプルな装置を自ら考案、自作して標的フクロウの存在を示す浮遊DNAの捕集に成功しました。この装置と手法は、鳥類の生態調査みならずインフルエンザウィルスなどの環境中での検出にも応用が期待されることから、独創性や学術性が非常に高い文部科学大臣賞に値する素晴らしい研究です。

厚生労働大臣賞

卵殻の複数成分を有効活用した機能性材料創製の試み

田中 泰斗

国立米子工業高等専門学校

<講評>

産業廃棄物である卵殻について、建材としての有効利用の可能性を検討した研究です。卵殻に含まれる炭酸カルシウムがシックハウスの原因であるアルデヒドを吸着する効果や、建材として石膏と混ぜて利用する際の耐火性について検証実験を重ね、有効な配合割合を見出しました。人々の健康問題に生活環境改善の視点から取り組んでおり、厚生労働大臣賞にふさわしい研究であると評価しました。

農林水産大臣賞

フギレデンジソウの研究 ~小葉が“ふぎれる”しくみの解明~

生命科学コース フギレデンジソウ研究グループ

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

<講評>

葉っぱが”ふぎれる”という、植物によっぽど興味がないと見落としがちな現象に関して、独自の測定基準を定めて葉の形状変化を数値解析できるようにした発想がまず素晴らしいです。 さらに2種類の植物成長ホルモンの濃度別の影響と、細胞の成長に関わる2種類の遺伝子の発現量を分析し、多角的な観点でふぎれの発生が複合的要因であることを示した結果は、植物の基礎的な研究として高い学術性を示しました。 よって、農林水産大臣賞にふさわしい研究と判断しました。

経済産業大臣賞

規格外枇杷の有効利用法について~枇杷の保存方法及びカステラ製品の開発と普及~

食品科学部

長崎県立諫早農業高等学校

<講評>

ビワ果実の褐変防止と長期保存の方法を明らかにし、農家が課題として抱えていた規格外品の活用を実現できる結果を得たことが高く評価されました。 また、研究チームが地域製菓企業とのコラボレーションにより開発した商品は、地域活性のモデルケースと言うことができます。 社会課題を科学技術で解決し、ビジネス実装も行った素晴らしい研究であり、経済産業大臣賞に値します。

環境大臣賞

アカハライモリのクローン作成をめざして

光畑 夏奈

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

<講評>

国内で生息数が減少している日本固有種のアカハライモリの絶滅を防ぐために,新たなクローン技術の確立を目指した研究です.先輩の行っていた手法に疑問を持ち,自分の知識と経験を元に新たな方法を開発・試行し,さらにそれを成功させたことは賞賛に値します.そして何よりも,研究代表者のアカハライモリへの愛情を強く感じました.よって本研究は,自然環境や生物多様性に関する優秀な研究に授与される環境大臣賞に値すると判断しました.

科学技術振興機構賞

マウスは教え、学ぶのか

大友 沙羅

東京大学教育学部附属中等教育学校

<講評>

本研究では,マウス同士のコミュニケーションにより,学習した経験を伝達できるのかどうかが調べられました。一見突飛な研究テーマに対して実験計画がよく練り込まれていて,視覚以外の手段でもコミュニケーションが行われている可能性を示唆しています。同時にストレスなどコミュニケーション以外の要素が実験結果に影響した可能性も考慮されていて,今後の研究計画にも反映するなど,科学の正道を体現した研究として科学技術振興機構賞に値します。

慶應義塾賞

三次元空間における粘菌の行動

小林 千紘

東京大学教育学部附属中等教育学校

<講評>

本研究では、粘菌が三次元空間においてどのような行動をとるかということについて、重力と磁気の二つの因子に分けてしっかりと検証がなされていました。粘菌の新たな機能を明らかにした独創性の高い研究で、今後の進展が期待されます。慶應義塾賞に相応しい、未来を先導する素晴らしい内容でした。

山形県知事賞

緑色光照射におけるヒラメの成長促進効果

米山 慶亮

浦和実業学園高等学校

<講評>

山形県は山岳地帯の県に思われがちですが、鶴岡市を含む庄内地方は日本海に面し、様々な魚介類を採取することができます。本研究は、緑色の光を効率よくヒラメに照射することにより、ヒラメの成長を促進させる研究です。ポスターの文字数を減らし見やすくする工夫があれば、より良かったです。ヒラメの養殖を今後可能にし、山形県の内陸でも新鮮な魚を食べられるように実用化、そして地方を活性化して頂きたいです。よって、山形県知事賞にふさわしい素晴らしい研究と判断されました。

山形県教育委員会教育長賞

ニホンアマガエルの採餌行動における視覚刺激の効果

岸野 紘大

東京大学教育学部附属中等教育学校

<講評>

本研究は、ニホンアマガエルの物体の色・速度・大きさに対する嗜好性を調べることで、採餌行動をとりやすい物体条件を明らかにした研究です。実験計画が良く練られており、 本人のカエル愛に基づいた研究知識の豊富さなど、 研究発想力、構成力を高く評価できます。 これらの点が教育的および学術的に優れているため、山形県教育委員会教育長賞にふさわしいと判断しました。

鶴岡市長賞

環境要因によってアレロパシー作用に変化はあるのか

阿部 翔馬

山形県立鶴岡工業高等学校

だだちゃ豆の莢と種子の特徴を探る

永壽 暖

鶴岡東高等学校

優秀賞

赤色光LEDライトが及ぼすカイコの幼虫の成長への影響

市川 尚人

茨城県立並木中等教育学校

オカダンゴムシの交替性転向反応の性質

生物部

埼玉県立川越高等学校

ヘドロは本当に肥料になるのか part.2

生物部

清風高等学校

ゼニゴケの再生能力

西林 伶華

東京大学教育学部附属中等教育学校

アニサキスのトランスポゾンはサケ目から来たのか?

生物部

埼玉県立松山高等学校

シロアリが日本を救う!?

森本 大介

清風高等学校

審査員特別賞

新井 倭愛

山村国際高等学校

池内 明香

愛媛県立今治西高等学校

伊藤 由快

山梨県立韮崎高等学校

大谷 素司

兵庫県立小野高等学校

大野 遥香

東京都立戸山高等学校

大和久 健太

埼玉県立川越高等学校

岡本 優真

静岡県立掛川西高等学校

黒田 隆仁

清風高等学校

下釜 佑月

福島成蹊高等学校

土田 康太

岐阜県立岐阜高等学校

林 利有樹

東京都立多摩科学技術高等学校

古本 裕一

東海大学付属浦安高等学校

帆足 拡海

世田谷学園高等学校

星野 直樹

埼玉県立松山高等学校

前田 萌絵

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

松枝 春佳

武庫川女子大学附属高等学校

山口 裕々

市立札幌旭丘高等学校

吉村 玖桃

埼玉県立上尾高等学校

岡島 紗良

岐阜県立岐山高等学校

沖 梨咲子

東洋英和女学院高等部

清原 海音

東京女学館高等学校

栗原 里璃子

東京都立町田高等学校

齋藤 怜奈

日本大学藤沢高等学校

成果発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

葉っぱを捨てないで!! ~廃棄されるサンブスギの葉の化学的成分の分析と利用~

相澤まどか

東京都立科学技術高等学校

環境要因によってアレロパシー作用に変化はあるのか

阿部 翔馬

山形県立鶴岡工業高等学校

マウス潰瘍性大腸炎モデルから観察したマヌカハニーの機能性

新井 倭愛

山村国際高等学校

タイタニック号を分解する真正細菌Halomonas titanicae特有の遺伝子を見つける ~深海からロマンをのせて~

五十嵐水月

山形県立鶴岡南高等学校

オニクマムシの蘇生における温度と湿度の関係性

池内 明香

愛媛県立今治西高等学校

赤色光LEDライトが及ぼすカイコの幼虫の成長への影響

市川 尚人

茨城県立並木中等教育学校

環境DNAを用いた淡水魚類の生息調査

伊藤 由快

山梨県立韮崎高等学校

無代謝休眠生物の乾燥重量に含まれる糖類が果たすそれぞれの役割について

伊藤 らら

かえつ有明高等学校

Sleeping Pattern Differentiation Between Pre-Adult and Adult

稲垣 史保

東京学芸大学附属国際中等教育学校

葉脈を用いた肺の毛細血管をつくる過程

井上 陸

東京都立多摩科学技術高等学校

茨城県の女子高生によるブスからの脱却!

内田 帆波

茨城キリスト教学園高等学校

だだちゃ豆の莢と種子の特徴を探る

永壽 暖

鶴岡東高等学校

海水中の有用な金属イオンの回収を目指して

遠藤 瑞季

福島成蹊高等学校

シハイスミレとその変種マキノスミレの分子系統解析と分布 ―形態、遺伝子、その生育環境から―

大谷 素司

兵庫県立小野高等学校

マウスは教え、学ぶのか

大友 沙羅

東京大学教育学部附属中等教育学校

食用色素のビフィズス菌による分解

大野 遥香

東京都立戸山高等学校

オカダンゴムシの交替性転向反応の性質

大和久 健太

埼玉県立川越高等学校

底泥除去をアオコ防除法として選択した場合の利用法の提案

岡 祐達

清風高等学校

微生物の力で水銀による水質汚染の改善を目指す

岡田 萌幹

鶴岡東高等学校

規格外枇杷の有効利用法について~枇杷の保存方法及びカステラ製品の開発と普及~

岡村 彩加

長崎県立諫早農業高等学校

空中浮遊環境DNAを用いた生息調査法の確立を目指して

岡本 優真

静岡県立掛川西高等学校

静かなる侵入者アルゼンチンアリを追って ~10年間の歩みとガスクロマトグラフィーによる解析~

奥田 翔太

岐阜県立加茂高等学校

基山町内から分離・選別した優良酵母の研究および町の特産品開発への応用

小田 京香

東明館高等学校

麹菌の菌糸の成長が抑制される要因

角田 望

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

シャジクモのストロンチウムの析出とその分析 ~シャジクモ(Chara braunii)表面へのストロンチウムの析出とその分析~

加納 清矢

福島成蹊高等学校

アサリの細胞培養 ~培養液貧栄養化の可能性~

岸 里名子

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

ニホンアマガエルの採餌行動における視覚刺激の効果

岸野 紘大

東京大学教育学部附属中等教育学校

ヘドロは本当に肥料になるのか part.2

黒田 隆仁

清風高等学校

三次元空間における粘菌の行動

小林 千紘

東京大学教育学部附属中等教育学校

岩手県内に生息するハタネズミの分布とmtDNAの多型について

齋藤麻緒里

岩手県立一関第二高等学校

藻類を活用したSr2+の吸収 ― 汚染水中から放射性物質(90Sr2+)の回収を目指して ―

下釜 佑月

福島成蹊高等学校

キチン分解菌の最適環境条件の特定と高性能キチン分解菌の単離

須藤 真敬

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

RENKON糸

武田 杏菜

山形県立東桜学館高等学校

オタマジャクシの餌栄養成分による形態変化

タダ 光邦

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

環境DNAによるアユと冷水病の相互関係の解析

土田 康太

岐阜県立岐阜高等学校

ND5遺伝子と発光周期からみるゲンジボタルの分布境界付近の生態

冨田 敦幹

静岡県立掛川西高等学校

ウミホタルの飼育方法の確立

仲 真三郎

三重県立伊勢高等学校

南宮山に生息する野生動物に関する生態学的調査

中根 源太

岐阜県立不破高等学校

逆川・岩地川に生息するカワニナの寄生虫に関する研究

西田 俊哉

岐阜県立岐山高等学校

ゼニゴケの再生能力

西林 伶華

東京大学教育学部附属中等教育学校

カブトムシの体液が黄色ブドウ球菌におよぼす影響

塗木 翔天

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

アオミドロ、サヤミドロを用いた紙づくり ~アオミガミ、サヤミガミを作ろう~

林 利有樹

東京都立多摩科学技術高等学校

ピンクに染める不思議な杉 ~サンブスギ未使用資源の有効利用について~

久岡日向子

東京都立科学技術高等学校

ハム中のグルタミン酸ナトリウムの低減化

藤戸 美妃

関西学院千里国際高等部

宮城県多賀城高校Bursa. バスターズ ~多賀城高校の松枯れの原因を探る~

船山 遥斗

宮城県多賀城高等学校

クマムシの記憶研究

古本 裕一

東海大学付属浦安高等学校

発光細菌の灯りで本を読むために第2報 ~より明るく光る培養条件の検討~

ベリー巴菜

横須賀学院高等学校

海洋で赤潮を引き起こすケイソウを追う ~都市河川のケイソウ調査かた赤潮の原因を探る~

帆足 拡海

世田谷学園高等学校

アニサキスのトランスポゾンはサケ目から来たのか?

星野 直樹

埼玉県立松山高等学校

消化管筋層におけるc-Kit Ligand生産細胞の同定

本坊 優吾

東海大学付属望星高等学校

フギレデンジソウの研究 ~小葉が“ふぎれる”しくみの解明~

前田 萌絵

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

着色がプラナリアに及ぼす影響

松枝 春佳

武庫川女子大学附属高等学校

学校周辺・伊豆半島におけるカワトンボの系統調査

松下 稜

静岡県立掛川西高等学校

洗口液の歯周病菌におよぼす殺菌効果

松本 幸祐

山村国際高等学校

アカハライモリのクローン作成をめざして

光畑 夏奈

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

雑草の生命力の有効活用

宮田 朝佳

東京学芸大学附属国際中等教育学校

プラナリアの生殖器発達に関わる栄養素の解明

森 勇登

愛媛県立今治西高等学校

シロアリが日本を救う!?

森本 大介

清風高等学校

自然界の薬剤耐性菌を探せ!Ⅱ ~トンボの腸内細菌からの警告~

山口 裕々

市立札幌旭丘高等学校

アカハライモリにおいて卵黄は卵割を妨げる要因となるのか

山口 瑶平

富山第一高等学校

天日塩から単離した耐塩性・好塩性微生物の研究

山田 宗草

愛媛県立今治西高等学校

卵殻の複数成分を有効活用した機能性材料創製の試み

田中 泰斗

国立米子工業高等専門学校

クマムシの身体測定および歩行調査

吉村 玖桃

埼玉県立上尾高等学校

緑色光照射におけるヒラメの成長促進効果

米山 慶亮

浦和実業学園高等学校

ハリガネムシの生態に関する研究

渡部 真衣

愛媛県立今治西高等学校

計画発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

クラゲ由来のGFPを用いてベニクラゲの若返りに迫る

朝日 空雅

横浜商科大学高等学校

アブラゼミと細菌

池谷 健佑

東京都立白鷗高等学校

竹に含まれる新規の有効成分探索 ~廃棄物に含まれる美容成分に着目して~

石川 愛莉

山形県立鶴岡南高等学校

アイスプラントの耐水性

石黒 利奈

東京大学教育学部附属中等教育学校

カキヘタムシガにおいての防除体制図

石原 幸季

日本大学藤沢高等学校

カナブンの色彩と雌雄の関係について

石渡 翔悟

東北高等学校

Ⅱ型糖尿病モデルマウスによるインスリン抵抗性の改善

今井 柚貴

山村国際高等学校

がん細胞の細胞周期と連動する核酸生合成の遺伝子発現解析

薄衣 奨

鶴岡東高等学校

ホバリング飛行能力を持つ蛾 ホウジャク亜科の秘密を追って

岡島 紗良

岐阜県立岐山高等学校

ハイドロゲルを利用した深達性II度熱傷の治療研究

沖 梨咲子

東洋英和女学院高等部

音楽の種類がマウスの行動に変化を与えるか

奥山 映美

東京大学教育学部附属中等教育学校

手作りマヌカ歯磨による口腔常在菌に対する抗菌効果

小倉 壮太

山村国際高等学校

養殖魚の飼料としてのミジンコの飼育法改良

加治希乃佳

愛知県立瑞陵高等学校

線虫を用いたがん診断における患者特異的尿中物質の特定

清原 海音

東京女学館高等学校

小型ペットボトル透明飲料に混入した口腔細菌の除菌法

工藤 隼己

山村国際高等学校

共生菌によるイチヤクソウの試験管内発芽

熊木 日向

埼玉県立松山高等学校

お酢のアトピー性皮膚炎への効果

栗原里璃子

東京都立町田高等学校

イシクラゲ(Nostoc commune)による水溶液中のCs+の吸収について

紺野 波瑠

福島成蹊高等学校

過塩素酸塩還元菌Azospira sp. KJを用いた模擬火星土壌の浄化

齋藤 怜奈

日本大学藤沢高等学校

鶴見川のマイクロプラスチックと生物濃縮

櫻井 宏樹

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

イモグサレセンチュウに対する緑肥植物の防除効果について

佐藤 彩花

岩手県立一関第二高等学校

トゲクマムシの乾眠時の樽状態の影響

佐藤 花玲

山形県立鶴岡南高等学校

足の小指の関節数の多様性について

佐藤 凌祐

岩手県立一関第二高等学校

全盲マウスの行動実験

島井 拓海

敬愛学園高等学校

フタホシコオロギの摂食行動と生殖行動の関係性

白川 怜

東京大学教育学部附属中等教育学校

岩牡蠣の性転換についての研究

菅野 海斗

山形県立鶴岡中央高等学校

感情由来のヒト涙液中における揮発性物質の同定

中村 鞠那

和洋国府台女子高等学校

エゾサンショウウオ幼生の成長差とその要因について

二川原 湧

立命館慶祥高等学校

ゲノム編集を応用した大腸菌の処理方法について

花内 穂香

大妻多摩高等学校

エダアシクラゲ・シミコクラゲの成体・口柄・エフィラ幼生における若返りと再生力の観察

三井 汐里

兵庫県立加古川東高等学校

市販のヨーグルトにはどのような効能があるのか

三橋 理代

湘南白百合学園高等学校

インドクジャクの視覚形成について

山口 和奈

土浦日本大学中等教育学校

発電菌を利用した休耕田の有効活用の研究

山崎 彩

いわき秀英高等学校

ラクトフェリン服用時の免疫力の向上と口内炎抑制の検討

吉岡 駿

八千代松陰高等学校

7th

第7回大会(2017年度)

受賞作品一覧

文部科学大臣賞

浮き葉形成によるデンジソウの生存戦略

生命科学コース デンジソウ研究グループ

ノートルダム清心学園 清心女子高等学校

<講評>

水性シダ植物であるデンジソウが、水位の変化に対応して水面上に葉を浮かべる際の、葉柄の伸張メカニズムを明らかにした研究です。「生物」の教科書で学んだ植物組織の伸張に関するオーキシンや、他の植物の先行研究にあるアクアポリンに着目した仮説を立て、とても丁寧な研究からその双方の増加を発見しました。
これまでにほとんど解析されていない植物に対し、積極的に取り組み、植物研究に新たな知見を加えた、文部科学大臣賞にふさわしい研究です。

厚生労働大臣賞

長崎県農産物キクイモ(Helianthus tuberosus)の機能性解明と食品開発

内野 菜緒

長崎県立長崎南高等学校

<講評>

脂質異常症は、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳卒中の原因と考えられています。本研究では、長崎県農産物キクイモを利用し、体外に脂質を排出させた結果には、驚くべき効果が確認されました。さらに、マウスの実験に留まらず、食品開発、ヒトの便通試験と、研究を進行させている点も評価できました。今後、健康食品や医薬品としての食品学・医学への貢献が期待できるため、厚生労働大臣賞に相応しい素晴らしい研究です。

農林水産大臣賞

擬似微小重力環境がトマトの生活環に及ぼす影響

高瀬 由杏

國學院高等学校

<講評>

本研究は、無重力空間が農作物の成育に与える影響を調べるため、実際に3Dクリノスタットを用いて疑似微量重力環境を作り出し、トマトの成育への影響を調べたものです。その結果、宇宙環境における農作物育成の実現に向けた重要な知見が得られており、農林水産大臣賞に相応しい素晴らしい研究と評価しました。

経済産業大臣賞

廃棄物を利用した人の生活圏全てで発電可能な装置の開発

瀬島 大生

国立米子工業高等専門学校

<講評>

容易に手に入る材料と卵殻膜を組み合わせることで、LEDを光らせるのに十分の発電量を得たこと、また、その背後にある現象を明らかにしたことが高く評価されました。
この結果は、エネルギー生産の今後の技術発展につながることから、経済産業大臣賞にふさわしい素晴らしい研究です。

環境大臣賞

守れ!ふるさとのカスミサンショウウオⅧ~GISと環境DNAを用いた新規生息地の発見~

自然科学部生物班

岐阜県立岐阜高等学校

<講評>

GISと環境DNAを用いて、地元の絶滅危惧種であるカスミサンショウウオの生態系把握と保全を進めています。新たに始めた環境DNA測定による生息地域の推定にも、自力での創意工夫がみられました。限られた時間のなかで情報を活用して社会問題に取り組む、データ科学とフィールドワークを組み合わせて成果をあげた素晴らしい研究です。

科学技術振興機構賞

Shewanella oneidensis MR-1の発電機構の探求 ~ペプチドグリカン層の関与~

塩津 颯人

東京学芸大学附属国際中等教育学校

<講評>

本研究は,発電微生物の機能改善を目指し,特に膜構造に着目した一連の実験を行い,その役割の一端を明らかにしたものです.まず研究の前提となる,微生物の培養方法や電力の測定方法をそれぞれ自ら開発・確立した上で,さらに「細胞壁が電子伝達を阻害する」という独自の仮説を検証し,応用と学術の両面において有意義な成果をあげています.持続可能な社会の創出に向け,微生物発電の実現は人類共通の喫緊の課題です.本研究はその実現に大きく寄与するものであり,科学技術振興機構賞に値します

慶應義塾賞

変形菌の「自他」の研究 変形体のすぐれた自他認識力

増井 真那

東京都立小石川中等教育学校

<講評>

個体が自と他をどう認識し、コミュニケーションをとるかという普遍的なテーマについて、世界で誰も知らない現象を知ろうとし、それを綿密な計画と情熱で発見していくプロセスともに、きわめて高レベルでした。そして何よりも発表者の情熱での高さがうかがえました。慶應義塾賞にふさわしい独創的でとても優秀な研究です。

山形県知事賞

イモ類の苗生産から栽培、加工品開発に関する取り組み

奥山 修平

山形県立村山産業高等学校

<講評>

山形県では芋煮に代表されるようにイモをよく食べる文化がありますが、本研究では、10年ほど前から生産が行われるようになった、日本原産のヤマイモである自然薯の生産量を増やすことを目標にしています。
苗を育てる培地の改良や、経験的に無意味と考えられていたマルチと呼ばれる黒いビニールを畑で用いることにより、イモの生産量を増やすことに成功しています。
また、道の駅と共同で自然薯や里芋を使った加工品を考案し、販売するなど、研究活動と一貫した地域貢献も認められます。
よって、山形県知事賞にふさわしい素晴らしい研究と判断されました。

山形県教育委員会教育長賞

日本産ドブガイ類の種分化

生物部

埼玉県立松山高等学校

<講評>

本研究は、遺伝情報に基づく日本産ドブガイ類の種分化を目指した研究です。実際に、日本全国の様々な地域のサンプルに対して分類を行い、地域差による分類学的差異にも迫っています。基礎的な知見を積み重ねており、教育的、かつ学術的にも優れることから、山形県教育委員会教育長賞に相応しい素晴らしい研究です。

鶴岡市長賞

トリプルネガティブ乳がん(TNBC)に対するアプリロニンAの効果

苑原 雄也

山形県立鶴岡南高等学校

がん細胞が産生する免疫抑制物質の研究

三浦 橘平

鶴岡東高等学校

優秀賞

アブラムシの行動と形態を寄主植物との関係から考察する

井川 恭平

佼成学園高等学校

クマムシの種による乾眠耐性の違いと蘇生条件

生物部クマムシ班

愛媛県立今治西高等学校

栽培研究によるヘドロの効果

ニッポンバラタナゴ

清風高等学校

葉の成長に及ぼすジベレリンと光質の関係

鯉渕 南海

土浦日本大学中等教育学校

天然高分子によるアオコの凝集と肥料化の検討

松井 良太

清風高等学校

卵殻膜の中身を守る機能を用いた色素増感太陽電池の改良

渡邉 弘大

国立米子工業高等専門学校

審査員特別賞

浅野 菜乃佳

ノートルダム清心学園 清心女子高等学校

新井 倭愛

山村学園山村国際高等学校

池内 明香

愛媛県立今治西高等学校

上坂 朋之

山村学園山村国際高等学校

上野 莉南

山形県立鶴岡南高等学校

岡田 翔吾

岐阜県立岐阜高等学校

尾上 愛

東海大学付属高輪台高等学校

木村 春香

熊本県立第二高等学校

佐藤 亜美

福島成蹊高等学校

鶴貝 優梨花

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

平田 匠

山梨県立韮崎高等学校

古本 裕一

東海大学付属浦安高等学校

三澤 恒汰

静岡県立掛川西高等学校

百瀬 由佳

川村学園高等学校

高野 裕香

駒澤大学高等学校

宮内 実希

相模女子大学高等部

成果発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

葉緑体DNAの解析によるスミレ属の分子系統解析

赤井 元気

兵庫県立小野高等学校

宍道湖ヘドロ電池の起電力回復について

浅津 有希

島根県立松江南高等学校

浮き葉形成によるデンジソウの生存戦略

浅野菜乃佳

ノートルダム清心学園 清心女子高等学校

チョウの幼虫の食性と腸内細菌のかかわりについて

阿部 周平

山形県立鶴岡南高等学校

マウス腸内フローラから観察した健康食品の機能性を探る

新井 倭愛

山村学園山村国際高等学校

アブラムシの行動と形態を寄生植物との関係から考察する

井川 恭平

佼成学園高等学校

クマムシの種による乾眠耐性の違いと蘇生条件

池内 明香

愛媛県立今治西高等学校

コーヒー成分が及ぼす生体膜への影響

石倉朗虹子

東京都立多摩科学技術高等学校

イネの高温栽培の影響

伊藤 駿

山形県立鶴岡中央高等学校

菌と植物の共生を試みる

岩谷奈菜美

秋田県立秋田北高等学校

加工わさびの黄色ブドウ球菌と腸炎ビブリオにおよぼす抗菌効果

上坂 朋之

山村学園山村国際高等学校

酒米品種の生産特性と品質

上野 莉南

山形県立鶴岡南高等学校

麹菌の成長率を決定づけるパラメーター

宇佐美 悠

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

ウミホタルルシフェラーゼの立体構造予測

大口みのり

秋田県立秋田北高等学校

ヨコヅナクマムシのトレハロース代謝

大附 祐也

埼玉県立川越高等学校

守れ!ふるさとのカスミサンショウウオⅧ~GISと環境DNAを用いた新規生息地の発見~

岡田 翔吾

岐阜県立岐阜高等学校

イモ類の苗生産から栽培、加工品開発に関する取り組み

奥山 修平

山形県立村山産業高等学校

ハナスベリヒユと光の関係

尾上 愛

東海大学付属高輪台高等学校

栽培研究によるヘドロの効果

加藤 和真

清風高等学校

麹菌が他個体を認識する機構の解明

角田 望

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

シャジクモ(Chara braunii)の炭酸ストロンチウムの吸着におけるリン酸の効果

菅野 諒

福島成蹊高等学校

農産物から天然抗菌物質の分離・抽出とその利用法の可能性~ 特に長崎県特産品「かぼちゃ」について~

木村 明里

長崎県立諫早農業高等学校

牛糞肥料・干潟土壌による水素発生 ~雑草から水素を発生させる研究~

木村 春香

熊本県立第二高等学校

日本産ドブガイ類の種分化

草野 侑巳

埼玉県立松山高等学校

理科年表における「イモリ胚・幼生成長速度」を検証する

工藤 大迪

富山第一高等学校

葉の成長に及ぼすジベレリンと光質の関係

鯉渕 南海

土浦日本大学中等教育学校

手作りミントタブレットのミュータンスレンサ球菌におよぼす抗菌効果

小林 湧弥

山村学園山村国際高等学校

「幻の花」アツモリソウを未来に残せ! ~アツモリソウの遺伝子解析を目指して~

西條 雄真

長野県上伊那農業高等学校

クマムシの体内における水分含量と熱への耐性

齋藤 怜奈

日本大学藤沢高等学校

ミカヅキモのSr2+の吸収能力について― 赤色LEDによる吸収量の比較と検証 ―

佐藤 亜美

福島成蹊高等学校

根からのCO2吸収による成長量の変化

佐藤 大起

秋田県立秋田北高等学校

Shewanella oneidensis MR-1の発電機構の探求~ペプチドグリカン層の関与~

塩津 颯人

東京学芸大学附属国際中等教育学校

透明骨格標本を用いたモツゴの骨格変異の研究

白石 茜莉

山形県立米沢興譲館高等学校

廃棄物を利用した人の生活圏全てで発電可能な装置の開発

瀬島 大生

国立米子工業高等専門学校

トリプルネガティブ乳がん(TNBC)に対するアブリロニンAの効果

苑原 雄也

山形県立鶴岡南高等学校

擬似微小重力環境がトマトの生活に及ぼす影響

高瀬 由杏

國學院高等学校

光質・塩濃度・褐虫藻から考察するサンゴの成長に最も適する環境

都築 寛源

玉川学園高等部

培養細胞に対する塩化リチウムの影響

鶴貝優梨花

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

ウミホタルのコミュニケーションとタンパク質の関係性について

寺沢 綺莉

秋田県立秋田北高等学校

ウイルスフリー種イモ生産のためのマイクロチューバ形成に関する研究-バイオテクノロジーを活用した高齢化日本一の町「神流町」の地域活性化プロジェクト-

中澤恵美香

群馬県立勢多農林高等学校

地域の生物多様性を守る活動~ホタルの乱舞は必要か~

長屋 実花

岐阜県立岐山高等学校

カワニナの研究 ~殻の環境変異の法則に迫る~

仁科 正徳

岐阜県立岐山高等学校

エネルギー流から見る 川崎市生田緑地の生態系~都市緑地の問題と未来に向けた自然保護のための提言~

秦 吉人

世田谷学園高等学校

校地内土壌からの植物共生微生物エンドファイトの単離と利用-農業利用可能な菌株を見つけられるか-

大泉とし美

山形県立村山産業高等学校

ドジョウ類に寒冷適応をもたらす不凍タンパク質の探索

樋口 琉也

山形県立米沢興譲館高等学校

ハッチョウトンボはいかにして山を越えたか~生き残りを懸けた戦略~

日野原詠実

島根県立浜田高等学校

青色光によるハエの死亡原因は本当に酸化ストレスなのか-個体の酸化ストレスを上昇させ、アポトーシスを誘発する-

平田 匠

山梨県立韮崎高等学校

アオミドロ(Spirogyra)によるアルカリ土類金属イオンの吸収~アオミドロの細胞内に存在する十字型結晶についての検証~

深田 遥奈

福島成蹊高等学校

論田川に生息するカワニナの正体に迫る~稚貝の形状と核型解析による種の同定~

二村 勇輔

岐阜県立岐山高等学校

クマムシの光走性研究

古本 裕一

東海大学付属浦安高等学校

アニサキスのトランスポゾンはサケ目から来たのか?

星野 直樹

埼玉県立松山高等学校

国の名勝「桜山公園」における「冬桜」の保全に関する研究

星野 瑠奈

群馬県立勢多農林高等学校

変形菌の「自他」の研究変形体のすぐれた自他認識力

増井 真那

東京都立小石川中等教育学校

天然高分子によるアオコの凝集と肥料化検討

松井 良太

清風高等学校

がん細胞が産生する免疫抑制物質の研究

三浦 橘平

鶴岡東高等学校

マイクロサテライトを使った系統解析法の開発 ~サクラを実証例として~

三澤 恒汰

静岡県立掛川西高等学校

紅葉樹2種を用いた葉色変化の謎の解明と紅葉の再現化

望月 幹丸

静岡理工科大学静岡北高等学校

バイオマーカーの応用へ向けたユーグレナ運動の誘因検証

百瀬 由佳

川村学園高等学校

発光細菌のバイオアッセイとしての利用

森住 太一

横須賀学院高等学校

ウミホタルの飼育環境の条件

安田 悠真

秋田県立秋田北高等学校

長崎県農産物キクイモ(Helianthus tuberosus)の機能性解明と食品開発

内野 菜緒

長崎県立長崎南高等学校

高濃度Steinberg液によるアフリカツメガエル卵内浸入メカニズムの解明

柳澤 祐太

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

プラナリアの再生について

山口功太朗

秋田県立秋田北高等学校

自然界の薬剤耐性菌をさがせ!!~トンボの糞から探る自然界における薬剤耐性菌の現状~

山口 裕々

北海道札幌旭丘高等学校

多賀城高校の松枯れの原因を探る

山本 涼平

宮城県多賀城高等学校

卵殻膜の中身を守る機能を用いた色素増感太陽電池の改良

渡邉 弘大

国立米子工業高等専門学校

計画発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

クマムシ特有のたんぱく質等によるマウスの放射線耐性の獲得

新井 大地

埼玉県立川越高等学校

バイオインフォマティクスを用いたHalomonas titanicaeの環境ストレス耐性の評価

五十嵐 水月

山形県立鶴岡南高等学校

小型ペットボトル飲料に混入した口腔細菌の除菌法

今井 柚貴

山村学園山村国際高等学校

火星のテラフォーミング

今野 玲奈

秋田県立秋田北高等学校

極限環境微生物

大野 歩奈

品川エトワール女子高等学校

微生物を使った水銀による水質汚染の浄化

岡田 萌幹

鶴岡東高等学校

マヌカハニーの口腔常在菌に対する抗菌効果

小倉 壮太

山村学園山村国際高等学校

超高熱の大腸菌を作る

金島 根我

江戸川女子高等学校

回虫を利用する新しいガン治療

清原 海音

東京女学館高等学校

イシクラゲ(Nostoc commune)の水溶液中のCs+の吸収について

紺野 波瑠

福島成蹊高等学校

ベニクラゲ Turritopsis.spp の若返り現象の解明

齋藤宗一郎

鶴岡東高等学校

ポリフェノールと紫外線の関係

佐藤 愛尋

秋田県立秋田北高等学校

アトピーにはどのような温泉が効くのか

島田 和典

淑徳高等学校

アミミドロ(Hydrodictyon reticulatum)による水溶液中の有用な金属イオンの回収

下釜 佑月

福島成蹊高等学校

庄内柿と蜂谷柿の免疫活性効果の比較

新舘 歩実

山形県立鶴岡北高等学校

骨粗鬆症の新たな治療法

菅野 愛海

跡見学園高等学校

CRISPR Cas9 による keap1 ノックアウトとステフォラファンが与える影響

杉本 卓弥

東邦大学付属東邦高等学校

腸内細菌による自閉症スペクトラム障害の諸症状の緩和

高野 裕香

駒澤大学高等学校

発酵熱の融雪への利用について

武田 晏佳

山形県立山形東高等学校

カメの首の収納の仕組みを活かしたバイオミメティクス

中村 鞠那

和洋国府台女子高等学校

ピンクに染まる不思議な杉~サンブスギの秘密~

久岡日向子

東京都立科学技術高等学校

東京都野川における珪藻と魚類相から見た野川の河川状況

帆足 拡海

世田谷学園高等学校

ヘビ毒を用いたアルツハイマー型認知症治療の検証

前田ちひろ

成蹊高等学校

プラナリアの交替性転向反応について

松尾 和音

東邦大学付属東邦高等学校

乳酸菌inヨーグルトの持つ力 花粉症予防に関する研究

三橋 理代

湘南白百合学園高等学校

粘菌の最短経路選択における高次脳記憶決定のメカニズムの解明を目指して

宮内 実希

相模女子大学高等部

ゾウリムシの運動機能低下とモータータンパク質との関係についての研究計画

安井 邦貴

神奈川県立横浜平沼高等学校

パーフルオロカーボンを用いた一時的呼吸器補助の検討

柳 侑希

桐蔭学園高等学校

環境問題の視点に立った浅川の調査

渡部 綾音

愛媛県立今治北高等学校

ダニとシトラールの関係について

渡邉 裕太

城北埼玉高等学校

6th

第6回大会(2016年度)

受賞作品一覧

文部科学大臣賞

ヴァイオリン演奏において重要な筋肉とは?

深津 悠乃

桐朋女子高等学校音楽科

<講評>

ヴァイオリン演奏中の身体の動作を自作筋電計で計測し、熟練者の筋肉の使い方が非熟練者とどのように異なるかを明らかにした研究です。音楽を専門に学ぶ高校生が、自身の楽器演奏を通じて気付いた疑問を科学的に解明しようとした着想はきわめて独創的です。また、熟練者と非熟練者の違いを解剖学や生理学の知見に基づいて明らかにした研究成果は、従来の演奏指導法を科学の力で刷新し、より効率的かつ論理的な演奏技術向上に道を開くものであり、文部科学大臣賞にふさわしい研究です。

厚生労働大臣賞

抗酸化物質“αリポ酸”における抗がん作用の検証

出野 泉花

浦和ルーテル学院高等学校

<講評>

一般向けに販売されている「αリポ酸」の抗がん作用について実験的に調べ、どのがんに効くか、そしてどの量で効くかを明確にしました。この結果は、今後の医学や栄養学にいかせる可能性が 期待されることから、厚生労働大臣賞に相応しい素晴らしい研究です。

農林水産大臣賞

マウス腸内フローラから観察したマヌカハニーの機能性

高野 美穂

山村学園山村国際高等学校

<講評>

本研究はニュージーランドに伝統的に伝わるハチミツである マヌカハニーの機能性に注目し、腸内フローラのバランス改善効果を実証した研究です。有効成分であるメチルグリオキサールがラクトバチルスを増加させることを示しました。食品について新たな知見が得られており、農林水産大臣賞に相応しい優秀な研究です。

経済産業大臣賞

植物の褐変を用いた化粧品の評価~人体を用いないUV保護評価法の試み~

B&C研究同好会

国立米子工業高等専門学校

<講評>

本研究は、褐変植物であるアボガドを用いた新規UV保護評価法を提案し、科学的にその有用性を明らかにしています。本法は、既存の人体を使用したUV保護評価法と比較して倫理的側面および簡易性に優れており、化粧品をはじめ眼鏡や衣類など、UV保護評価を必要とする様々な産業に応用できる可能性があります。上記理由から、経済産業大臣賞に値する優れた研究であると評価しました。

環境大臣賞

白色のカニと青色の光 ~ハクセンシオマネキの生殖行動の鍵刺激~

生物部

宮崎県立宮崎大宮高等学校

<講評>

干潟に住むカニであるハクセンシオマネキの保護を目的とし、繁殖期の体色変化の研究を行いました。そして、甲羅からの青色反射光が種の識別、個体サイズが雌雄の識別の鍵となることを明らかにしました。この結果は、環境保全・生命多様性に寄与するものであり、環境大臣賞に値します。

科学技術振興機構賞

麹菌の成長及びアミラーゼ活性における光応答

境 美晴

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

<講評>

食品産業にとって重要な微生物である麹菌の成長や分生子形成およびアミラーゼ活性への,様々な波長の光照射が与える影響について丁寧に調べた研究です.適切な生化学的手法を用いて完成度の高い研究結果を導いているなど、今後の科学技術の発展に寄与することが期待でき,科学技術振興機構賞に相応しい研究です.

慶應義塾賞

有機溶媒耐性細菌による環境浄化の研究

壷内 楽

愛媛県立今治西高等学校

<講評>

有機溶媒耐性菌の単離、有機溶媒資化の実験、社会問題への応用と、ストーリー性がありつつ社会的重要性の高い研究です。高校の実験室環境で実施するために創意工夫している点や、油による海洋汚染という問題解決にむけたバイオリアクターの検討までしている点を高く評価しました。未来を先導するような独創的な研究として慶應義塾賞に相応しい研究です。

山形県知事賞

農業廃棄物の有効利用法の研究 ~かぼちゃのゼロ・エミッション計画~

食品科学部

長崎県立諫早農業高等学校

<講評>

本研究は、長崎県の農業の課題であるかぼちゃの廃棄物に着目し、果皮や種子、へた、蔓、葉の全てを使い切り、地元企業や農林技術センター等とチームを組んで、廃棄物の有効利用に関する研究開発を行ったものです。かぼちゃの月餅「つきひめ」においては、カロリーを下げかつβ-カロテンなどの栄養成分を高める高付加価値商品開発に成功しており、また、かぼちゃ廃棄物の繊維を使った和紙の開発にも創意工夫が見られ、新規性があります。実用化に即した地域活性化につながる可能性がある非常に優秀な研究であると高く評価されました。

山形県教育委員会教育長賞

モリンガを使った藍藻の抑制と除去する方法

生物部

清風高等学校

<講評>

本研究は、近年問題となっている湖沼富栄養化によるアオコの除去を目論み、より環境にやさしいモリンガ種子を用いた方法に関するものです。この研究により、モリンガ種子により珪藻類を維持しつつアオコを除去することが可能になりました。広い視野からのアプローチが見られ、教育的、かつ学術的にも優れることから、山形県教育委員会教育長賞に相応しい研究です。

鶴岡市長賞

遺伝子発現からみる日本のきゅうりの苦味

菅原 彩華

羽黒高等学校

心白粒と高温条件の関連性

成澤 崇之

山形県立鶴岡南高等学校

優秀賞

海水によるアトピー性皮膚炎抑制メカニズムの解明

石井 愛海

関東学院高等学校

地球温暖化防止にはどのような森林が有効か?

郷原 雪枝

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

オニクマムシ(Milnesium taradigradum)の炭酸水からの乾眠導入と蘇生

クマムシ班

新潟県立新潟南高等学校

青色光にハエに対する殺虫効果があるのは本当なのか

生物研究部

山梨県立韮崎高等学校

イチゴは多数決を理解するのか

村中 優里子

栃木県立宇都宮女子高等学校

審査員特別賞

安藤 有菜

東京都立戸山高等学校

岡 あまね

国立米子工業高等専門学校

尾上 愛

東海大学付属高輪台高等学校

甲斐 文也

宮崎県立宮崎大宮高等学校

梶浦 可菜

愛媛県立今治西高等学校

川上 仁之

関東学院高等学校

清水 梨紗

東海大学付属相模高等学校

浜中 祐弥

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

真中 基伎

佐野日本大学高等学校

丸山 海成

静岡県立掛川西高等学校

成果発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

クマムシの乾眠耐性と蘇生条件に関する研究

秋山 綾子

愛媛県立今治西高等学校

発光バクテリアの発光強度変化の解析・コロニー形状と発光強度の関係

新井 駿一

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

薄層クロマトグラフィーによるポリフェノールの定性分析

安藤 有菜

東京都立戸山高等学校

くまもとの地域資源活用プロジェクト

飯田 百香

熊本県立鹿本農業高等学校

微細藻類Balticola属とStephanoshaera属の増殖特性比較

生田 聡

山形県立鶴岡中央高等学校

海水によるアトピー性皮膚炎抑制メカニズムの解明

石井 愛海

関東学院高等学校

両性遺伝するドブガイ類の雄ミトコンドリアの分子系統解析

石川 春樹

埼玉県立松山高等学校

バクテリアが産生する多糖体のカタログ化

伊藤紗悠夏

羽黒高等学校

アオミドロ(Spirogyra)のアルカリ土類金属(ストロンチウム・バリウム)の吸収について

伊藤 希

福島成蹊高等学校

オニクマムシ(Milnesium taradigradum)の炭酸水からの乾眠導入と蘇生

林 優太

新潟県立新潟南高等学校

試験管内でのオトギリソウ科の大量増殖法の解明~ヒペリカムの品種改良~

井本 朋希

京都府立桂高等学校

香辛料の食中毒原因菌におよぼす抗菌効果

上坂 朋之

山村学園山村国際高等学校

植物の褐変を用いた化粧品の評価~人体を用いないUV保護評価法の試み~

岡 あまね

米子工業高等専門学校

Rhizobium trifoliの働きと与える影響

小澤 悠希

帝京安積高等学校

有機溶媒耐性細菌による環境浄化の研究

壷内 楽

愛媛県立今治西高等学校

ハナスベリヒユの組織培養と光の関係

尾上 愛

東海大学付属高輪台高等学校

白色のカニと青色の光 ~ハクセンシオマネキの生殖行動の鍵刺激~

甲斐 文也

宮崎県立宮崎大宮高等学校

ナベブタムシ A.vittatus の呼吸システムに関する研究

梶浦 可菜

愛媛県立今治西高等学校

シャジクモ(Chara braunii)による炭酸ストロンチウムの吸着について~除染活動への応用を目指して~

菅野 諒

福島成蹊高等学校

ミジンコを用いた毒性試験

草島 萌

栃木県立宇都宮女子高等学校

底生動物による環境評価の検討―蒼社川における流程分布及びASPT値と多様性指数による分析―

工藤 大騎

愛媛県立今治西高等学校

メダカのトランスポゾンTol2とGameraはコイ目からの水平伝播か?

栗原 史弥

埼玉県立松山高等学校

葉色変化の要因の解明と紅葉の再現化

小池遼太郎

静岡理工科大学静岡北高等学校

地球温暖化防止にはどのような森林が有効か?

郷原 雪枝

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

ミントタブレットの口腔細菌におよぼす抗菌効果

小林 湧弥

山村学園山村国際高等学校

麹菌の成長及びアミラーゼ活性における光応答

境 美晴

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

農業廃棄物の有効利用法の研究~かぼちゃのゼロ・エミッション計画~

佐々木菜摘

長崎県立諫早農業高等学校

薬剤耐性がん細胞の温度刺激によるタンパク質の発現解析

佐藤 月菜

山形県立鶴岡北高等学校

ミカヅキモ(Closterium moniliferum)によるアルカリ土類金属の吸収について

清水 遥翔

福島成蹊高等学校

ウーパールーパーはなぜ陸生化するのか?

菅野 夏葵

公文国際学園高等部

遺伝子発現からみる日本のきゅうりの苦味

菅原 彩華

羽黒高等学校

マウス腸内フローラから観察したマヌカハニーの機能性

高野 美穂

山村学園山村国際高等学校

アフリカツメガエルにおける密度効果

玉井 遼平

愛媛県立今治西高等学校

抗酸化物質 “αリポ 酸”における 抗がん 作用 の検証

出野 泉花

浦和ルーテル学院高等学校

除菌スプレーと合成洗剤の食中毒菌におよぼす除菌効果

中島 彩香

山村学園山村国際高等学校

プラナリア(ナミウズムシ)の再生に関する研究

中野 諒子

愛媛県立今治西高等学校

心白粒と高温条件の関連性

成澤 崇之

山形県立鶴岡南高等学校

ミカヅキモ(Closterium moniliferum・Closterium lunula)のSr2+の吸収について~汚染水処理への活用を目指して~

西坂 観月

福島成蹊高等学校

アミミドロ(Hydrodictyon Sp.)によるストロンチウム吸収について

二宮 晴香

福島成蹊高等学校

新しい藻場造成法の研究II ~Kamoモデルの構築~

畑本 七那

山形県立加茂水産高等学校

飼料化へ向けた油分解微生物の分離

浜中 祐弥

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

透明骨格標本の作成技法の検討及び形態観察による骨格変異の研究

原田 脩平

山形県立米沢興譲館高等学校

青色光にハエに対する殺虫効果があるのは本当なのか

平田 匠

山梨県立韮崎高等学校

ヴァイオリン演奏において重要な筋肉とは?

深津 悠乃

桐朋女子高等学校音楽科

アユの消化器官から得られた摂食物と河川の石苔の関係についてpart2

藤井 康平

高川学園高等学校

カワニナの環境変異 ~地元河川に生息するカワニナから探る~

細川城太郎

岐阜県立岐山高等学校

モリンガを使った藍藻の抑制と除去する方法

松井 良太

清風高等学校

プラナリアの条件反射

真中 基伎

佐野日本大学高等学校

ヒトmtDNA多型から見た静岡県における生活習慣病罹患者数推移の予測

丸山 海成

静岡県立掛川西高等学校

マイクロサテライト(SSR)遺伝子長によるカケガワザクラの系統解析

三澤 恒汰

静岡県立掛川西高等学校

イチゴは多数決を理解するのか

村中優里子

栃木県立宇都宮女子高等学校

ドジョウ類に寒冷適応をもたらす不凍タンパクの探索

渡邊 千紗

山形県立米沢興譲館高等学校

環境の微生物と植物の関係性

渡邊 雄太

静岡理工科大学静岡北高等学校

計画発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

チョウの幼虫の食性

阿部 周平

山形県立鶴岡南高等学校

ペットボトル飲料の保存法

新井 倭愛

山村学園山村国際高等学校

栄養繁殖を誘発させる物質をショウジョウバカマから見つける

伊藤 颯汰

新潟明訓高等学校

高度好塩性アーキアの研究

海野 晴奈

愛媛県立今治西高等学校

茶葉を使った作物保護の可能性

枝迫 雄大

東京都立豊多摩高等学校

生田緑地の生態系予測 ~エネルギー流に基づく食物網解明~

小川 靖史

世田谷学園高等学校

ハイドロゲル・二価鉄イオンを利用したカプセルの実用化の研究

蠣崎由衣花

神奈川県立平塚農業高等学校初声分校

クワガタムシと微生物 生態分析および付加価値における研究

川上 仁之

関東学院高等学校

リグニン摂取による嗜好変化のメカニズムの解明

北川 雛菜

湘南白百合学園高等学校

校地内からのエンドファイトの単離と評価-農業利用可能な菌株を見つけられるか-

早川 駿

山形県立村山産業高等学校

ブルーライトと癌の関係性

西條 朋花

神奈川県立平塚江南高等学校

水生植物ヒシモドキの栽培方法および無菌条件での増殖方法の確立

佐々木丈流

山形県立村山産業高等学校

プラナリアの記憶の引継ぎ

鹿倉 恵菜

神奈川県立弥栄高等学校

カイコの産む休眠卵と餌に含まれる炭酸カルシウムの関係

敷町 怜愛

神奈川県立弥栄高等学校

REM睡眠&Non-REM睡眠で見る夢の役割の違い

清水 梨紗

東海大学付属相模高等学校

成体由来神経幹細胞をもちいてパーキンソン病改善をめざす

杉本 卓弥

東邦大学付属東邦高等学校

L-グルタミン酸ナトリウムが蚕糸の生産量に与える影響

鈴木 このみ

神奈川県立弥栄高等学校

カメムシの構造色の仕組みについて

高梨 千里

日本大学習志野高等学校

日用品を用いたバイオフィルムの制御について

武田 知己

東京都立新宿山吹高等学校

カフェインによる原形質流動の影響

辰野 朔哉

愛媛県立今治西高等学校

抗生物質産生菌の探索と抗生物質の単離

塚本 晴帆

富山県立富山北部高等学校

ハリガネムシの生態に関する研究

野須 美波

愛媛県立今治西高等学校

がん細胞が産生する免疫抑制物質の研究

三浦 橘平

鶴岡東高等学校

プラナリアと電磁波の関係

山本 晃瑠

静岡理工科大学静岡北高等学校

5th

第5回大会(2015年度)

受賞作品一覧

文部科学大臣賞

わ和輪 ~培地における麹菌のコロニー形成~

山本 実侑

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

<講評>

山本さんは実験室の中で麹カビが広がる際に偶然にもリング上のパターンを形成したことをきっかけに、詳細な研究を計画し、その動作原理を調べた。 かびの菌糸体同士がコミュニケーションをとりながら栄養を求めてプレート上に広がる現象を見出しながら、培養中の麹カビに光摂動・温度摂動を様々なパターンで与える実験を綿密に計画・実行し、かびがプレート上から外方向に向かって広がるときに摂動を受けることでその速度が変わり、結果かびの密度が変わり同心円状のパターンを形成することを見出した。展示されていた実験ノートも科学者の見本になるような素晴らしいものであった。

農林水産大臣賞

バイオエタノール製造に利用できる花酵母を求めて

大橋 慈子

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

<講評>

本研究は、木質からバイオエタノールを取り出すため、セルロース、キシロースを分解でき、更にアルコール発酵能を持つ酵母の探索を行ったものである。自ら157酵母菌を採取、単離し、創意工夫を重ねた方法を用いて酵母の能力を評価した結果、候補となる5つの酵母菌を見い出す事に成功した。この研究成果は、様々な産業から生み出される廃材としての木質を、食料、家畜飼料との競合が生じないバイオエタノール原料として再利用する夢を切り開くきっかけとなるものである。

環境大臣賞

卵殻膜のリサイクル利用で電池材料を作製する研究

前田 千澄

米子工業高等専門学校

<講評>

卵殻膜(卵の殻の内側の皮)を燃料電池の主要部品として利用する研究である。 従来、燃料電池の電解質膜には合成ポリマーが試されてきたが、本研究は卵殻膜に着目し、その加工法を工夫することで燃料電池の電解質膜として機能することを示した。 この成果は、従来の合成ポリマーによる電解質膜を、生分解性材料で置き換えた燃料電池を実現する可能性を秘めている。

科学技術振興機構賞

鉄摂取により生物の酸化ストレスは増加する

生物研究部

山梨県立韮崎高等学校

<講評>

鉄の摂取と酸化ストレスの関係について興味を持ち、ショウジョウバエを利用して様々な視点から検証実験を展開している興味深い研究である。鉄の摂取量や寿命の変化といった見た目の現象ばかりではなく、ストレスレベルの評価としてSOD活性や酸化タンパク質などの体内の分子レベルの変化についても併せて解析して考察していた点は高く評価できる。これからの科学発展に寄与する可能性のある研究であり、科学技術振興機構賞に相応しい。

慶應義塾賞

カイコ絹糸腺タンパク質の物性の解析と動物細胞培養への応用

藁科 友朗

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

<講評>

カイコ繭の絹タンパク質であるセリシンとフィブロインは細胞培養素材として注目されている。繭では2種類のタンパク質が混在しているため、取り出すには加熱処理が必要であり、タンパク質の熱変性が起こると考えられる。本研究では、セリシンとフィブロインが異なる器官(それぞれ中部絹糸腺と後部絹糸腺)で合成されていることに着目し、それぞれの器官からタンパク質を取り出す簡便な方法を用いている。その結果、繭からよりも絹糸腺(けんしせん)から取り出されたタンパク質で顕著に細胞増殖が観察されている。本研究は、未来を先導するような独創的な研究に授与される慶應義塾賞に相応しい。

山形県知事賞

セイヨウタンポポを用いた天然ゴム代替資源の開発

SSH化学 タンポポシスターズ

東京都立戸山高等学校

<講評>

本研究では、企業によるロシアタンポポのゴム資源化に触発され、国内で旺盛に繁殖するセイヨウタンポポとカントウタンポポからゴム成分を抽出し、輪ゴムと短冊状に加工する事に成功した。さらに、タンポポ由来ゴムが既存ゴムより酸化耐性に優れ、遜色のない強度を持つ事を明らかにした。また、先行研究との比較により、実用化には生産性の向上が必要であり、抽出過程に改善の余地があると推察している。興味を持った事象を身近な素材を使ってみごと再現し、重要な性質の評価まで一貫して行った点が高く評価できる。

山形県教育委員会教育長賞

瞬間的高圧の繰り返し処理による粉体中芽砲菌殺菌について

八幡 雅樹

沖縄工業高等専門学校

<講評>

本研究は従来加熱による殺菌が、品質維持とコストの問題から難しい小麦粉などの粉体食品に対して、瞬間的高圧の繰り返し処理による殺菌を行って解決したものである。衝撃波の負荷回数などの殺菌条件を最適化し、米粉に枯草菌を添加した実際の試料において有効性を確認した。殺菌処理を行った試料の安定性、技術のスケールアップなどの展望もある優秀な研究である。

鶴岡市長賞

山形県に適した山田錦を探す

鈴木 昌樹

鶴岡東高等学校

優秀賞

論田川に生息する縦肋の多いカワニナの正体に迫る

生物部カワニナ班

岐阜県立岐山高等学校

PCR-RFLP法による日本産イシガイ類の鑑定

イシガイ判別班

埼玉県立松山高等学校

桑の葉を含まないカイコの人工飼料の作成

福満 和

島根県立益田高等学校

アオコの毒性物質(ミクロシスチン:MC)の無毒化細菌の発見と毒性分解メカニズム

生物部

清風高等学校

透明骨格標本の作成技法の検討及び形態観察による骨格変異の研究

CSS部

山形県立米沢興譲館高等学校

審査員特別賞

青木 ほのり

山形県米沢興譲館高等学校

安達 翔馬

清風高等学校

大戸 麻矢

山形県立鶴岡南高等学校

岡部 晴子

山形県立鶴岡南高等学校

北澤 由紀

長野県須坂園芸高等学校

小池 篤哉

長野県松本工業高等学校

紺野 沙友莉

東京都立戸山高等学校

酒井 彩乃

実践女子学園高等学校

菅江 果子

羽黒高等学校

林 秀美

豊島岡女子学園高等学校

平澤 茉衣

山梨県立韮崎高等学校

成果発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

シモンイモの好適培地検索

相場 北斗

群馬県立大泉高等学校

透明骨格標本の作成技法の検討及び形態観察による骨格変異の研究

青木ほのり

山形県立米沢興譲館高等学校

アオコの毒性物質(ミクロシスチン:MC)の無毒化細菌の発見と毒性分解メカニズム

安達 翔馬

清風高等学校

「幻の花」アツモリソウを未来に残せ!~フラスコ苗の培養法の確立を目指して~

飯島 渓

長野県上伊那農業高等学校

ミカヅキモ(Closterium moniliferum)のSr2+ の吸収能力について~汚染水から放射性物質(放射性ストロンチウムー90)の除去を目指して~

石井 知希

福島成蹊高等学校

トランスポゾンTol2(メダカ)、Tgf2(金魚)はどこから来たのか

石山涼太郎

埼玉県立松山高等学校

マシジミの生態と生態環境について

内海 健之

宮城県多賀城高等学校

光合成酵素の発現と活性化について

今井 大翔

岐阜県立岐阜農林高等学校

飲み込み型及び反転胃型ヒトデの腸内細菌叢比較

遠田 凜

鶴岡東高等学校

アカハライモリの再生に影響を及ぼす環境要因および再生に関わる代謝物質の探索

大戸 麻矢

山形県立鶴岡南高等学校

バイオエタノール製造に利用できる花酵母を求めて

大橋 慈子

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

古細菌から紐解くエオサイト仮説

岡部 晴子

山形県立鶴岡南高等学校

ミドリムシ大量培養!!魚の餌として活用

岡本 覚

福岡工業大学附属城東高等学校

気孔開閉運動から見る植物の環境適応

加賀 三鈴

東京大学教育学部附属中等教育学校

それは本当にDNA?~簡易DNA抽出実験の試料検討~

掛川 美蘭

群馬県立沼田女子高等学校

Open-Cellを用いた不整脈モデルのシミュレーション

加藤 直樹

神奈川県立金井高等学校

シャジクモ(Chara braunii)による放射性物質回収の基礎研究~放射性物質除去の可能性について~

菅野 由真

福島成蹊高等学校

天然精油の皮膚細菌叢におよぼす抗菌効果

菊池 澪

山村国際高等学校

ラン科植物の無菌培養による増殖技術の向上を目指して

北澤 由紀

長野県立須坂園芸高等学校

人の筋電位によるセンシング研究 人の意思は筋肉によって伝わるか?

小池 篤哉

長野県松本工業高等学校

ブナ人工林は天然林より多くのCO2を吸収するのか

郷原 雪枝

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

セイヨウタンポポを用いた天然ゴム代替資源の開発

紺野沙友莉

東京都立戸山高等学校

ぴいちゃんのルーツ

三枝 梨花

山梨県立都留興譲館高等学校

麹菌の成長及びアミラーゼ活性における光応答

境 美晴

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

核とミトコンドリアのリボソームRNA遺伝子を用いた日本産イシガイ類の分子系統解析

佐久間幹大

埼玉県立松山高等学校

論田川に生息する縦肋の多いカワニナの正体に迫る

櫻井 基樹

岐阜県立岐山高等学校

好適環境水による硬骨魚類の遺伝学的・生理学的変化の解明

佐藤 葵

福島県立福島高等学校

真性粘菌の光および酸に対する忌避反応について

佐藤 駿人

福島県立福島高等学校

様々な米の品種特性を考える

菅江 果子

羽黒高等学校

山形県に適した山田錦を探す

鈴木 昌樹

鶴岡東高等学校

PCR-RFLP法による日本産イシガイ類の鑑定

澄川 智紀

埼玉県立松山高等学校

天然食品のマウス腸内フローラにおよぼす影響

高野 美穂

山村国際高等学校

CRISPR/CasシステムによるRNA分解機構の脊椎動物胚への応用

寺嶋 玲央

横浜創英高等学校

ニッポンバラタナゴの保護池における定期調査からわかったこと

鳥前 友佑

清風高等学校

除菌スプレーと合成洗剤による除菌効果

中島 彩香

山村国際高等学校

キウイフルーツアレルギーは軽減できるか~アクチニジン消失の原因追究~

永見彩菜

群馬県立沼田女子高等学校

瞬間的高圧の繰り返し処理による粉体中芽砲菌殺菌について

八幡 雅樹

沖縄工業高等専門学校

身近な酵母を用いた油処理法の開発と飼料化への応用

浜中 祐弥

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

ミドリゾウリムシを増やしたい~ミドリゾウリムシからバイオエタノールを作成できるか~

原澤 美琴

群馬県立沼田女子高等学校

微生物発電におけるセルロースの効果について

原田 宏哉

山形県立鶴岡南高等学校

メダカを用いたコラーゲンの発ガン抑制効果の研究

檜原 花織

栃木県立宇都宮女子高等学校

鉄摂取により生物の酸化ストレスは増加する

平澤 茉衣

山梨県立韮崎高等学校

ミズクラゲの腸内細菌の調査 ~新種の微生物が共生している!?

平林 純

鶴岡東高等学校

桑の葉を含まないカイコの人工飼料の作成

福満 和

島根県立益田高等学校

カイコの体・糸のタンパク質と反応する色素

福満 和

島根県立益田高等学校

新しい藻場造成法の研究

藤原 萌楓

山形県立加茂水産高等学校

バイオエタノール生成における試料と装置の工夫

星野 ひかり

群馬県立沼田女子高等学校

卵殻膜のリサイクル利用で電池材料を作製する研究

前田 千澄

米子工業高等専門学校

立ち昇る和の香り

舛村 康成

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

オリゴ糖摂食マウスの腸内細菌叢の解析

松永 美唯

山形県立鶴岡中央高等学校

SSR遺伝子をマーカーとしたカケガワザクラの系統解析

村松 万里

静岡県立掛川西高等学校

マタタビの白化現象の謎にせまる

目黒 亜依

秋田県立秋田中央高等学校

葉色研究法の開発

望月 春奈

静岡北高等学校

アオミドロ(Spirogyra)のストロンチウムイオン吸収の可能性

柳澤 愛

福島成蹊高等学校

わ和輪 ~培地における麹菌のコロニー形成~

山本 実侑

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

ウスバキトンボの奇妙な旅~移動と世代交代に関する考察~

湯川 星

公文国際学園高等部

真菌類の抗菌作用についての研究

吉澤 巧

立教池袋高等学校

マイクロ波照射によるペチュニア種子の発芽・発育に与える影響

米重 尋也

京都府立桂高等学校

カイコ絹糸腺タンパク質の物性の解析と動物細胞培養への応用

藁科 友朗

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

計画発表部門の演題

研究タイトル

研究代表者

学校名

バクテリアが産生する多糖体のカタログ化

伊藤紗悠夏

羽黒高等学校

根粒菌の有無によるホワイトクローバーの成長差

伊藤 昇平

帝京安積高等学校

ミントタブレットの抗菌効果

小林 湧弥

山村国際高等学校

淡水の環境から海水の藻類を見つける

小林 由旺

山形県立鶴岡中央高等学校

絶食におけるガンの効果

小柳 百佳

私立広尾学園高等学校

アジの体表の粘液とエチゼンクラゲの生態について

齋藤新之介

山形県立鶴岡工業高等学校

細胞間相互作用による血管網を付与した高石灰性骨組織の作成

酒井 彩乃

実践女子学園高等学校

ミカヅキモ(Closterium moniliferum)によるSr2+とCa2+の吸収について~原発事故後に発生した汚染水の処理を目指して~

佐久間 巧

福島成蹊高等学校

イモリのクローン作成を目指して

佐藤 里奈

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

薬剤耐性がん細胞の温度刺激によるタンパク質の発現変動解析

佐藤 月菜

山形県立鶴岡北高等学校

エネルギー代謝よる血漿中有利脂肪酸変化の検討

佐藤 礼於

湘南学院高等学校

<一遺伝子一酵素説>を見たい。

陣内 遥風

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

鶴岡の在来野菜「外内島きゅうり」とF1種の成分比較

菅原 彩華

羽黒高等学校

接ぎ木技術を使ったハイブリッド植物の作出

髙野 瑛世

山形県立鶴岡南高等学校

マウスにおける大豆の抗うつ作用のメカニズムの解明

中村 秀平

埼玉県立川越工業高等学校

メタボローム解析を用いた、ヒメツリガネゴケの乾燥耐性のキーとなる制御因子の発見。

西野 稜介

和光高等学校

シャンプーによる花粉症の根本治療

林 秀美

豊島岡女子学園高校

寄生虫に学ぶ体に害を与えないアレルギーの抑制方法

福重 裕菜

淑徳与野高等学校

汚染物質分解除去を可能とする光触媒衣服の作成

宮本 茉子

東京都立国際高等学校

Rare sugar D-psicose fed mice: impact on gut microbiota

森 龍

インターナショナル・サカンダリー・スクール

アポラクトフェリンと腸内細菌がもたらす相乗効果の研究~アポラクトフェリンにより善玉菌は増加するか~

山梨県立吉田高等学校

DNA干渉法の脊髄動物における有効性調査

横山 俊哉

工学院大学付属高校

高圧電界印加による大腸がん抑制と健康体に与える電界の有効性の研究

渡邉 舞

横浜富士見丘学園中等教育学校

4th

第4回大会(2014年度)

受賞作品一覧

文部科学大臣賞

粘菌はいかにして餌を見つけるか

内田 瀬奈

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

<講評>

脳も神経もない粘菌がどのように餌を認識して合理的に行動できるのか?という疑問を解決するため、仮説を立てて実証実験を展開している興味深い 研究である。粘菌が餌と水分のどちらを優先するか調べるため、独自にさまざまなパターンの経路をデザインして検証していた点は高く評価できる。
また、においを認識する分子メカニズムを解明するため、粘菌に含まれるタンパク質の解析に挑んだ点もすばらしい。創意工夫が認められる学術研究であり、文部科学大臣賞に相応しい。

農林水産大臣賞

食品廃棄物を劣化防止用の添加物として活用する研究

田原 早央莉

米子工業高等専門学校

<講評>

国内消費量が多い卵から出る廃棄物の卵殻膜を、身近な食品であるアボガドの褐変を指標に、その活用方法を生化学的に調べた興味深い研究である。昨年度までの食品添加剤としての問題点を精査し、食品を覆うことで酸化を防止する利用方法を見出し、それを様々な方法を用いて検証したことは高く評価できる。実験方法も確立されており、得られたデータに対する考察も 的確である。食品の劣化抑制は農作物などの生産者だけでなく、調理・加工、流通に関わる多くの分野において重要な課題であり、卵殻膜の新たな機能がこれらの産業に与える影響も期待できる。本研究は農林水産および食料に関する優秀な研究であり、農林水産大臣賞に相応しい。

環境大臣賞

アトピーの海水治療の科学的根拠の解明

伊藤 光平

山形県立鶴岡南高等学校

<講評>

アトピー性皮膚炎を起こした部位を海水に浸したときに、皮膚に住む微生物の内訳がどう変わるか調べた研究である。伊藤光平君は、海水に浸した左腕と、何もしなかった右腕について、皮膚に生息している微生物の内訳を比較した。その結果、何もしなかった右腕では、炎症時に増加することが知られている黄色ブドウ球菌が増えたのに対し、海水に浸した左腕では増えないことがわかった。この成果は、自然環境や多様な微生物がヒトの健康に与える影響の大きさを考える上で意義深い。よって、自然環境や生物多様性に関する優秀な研究を対象とする環境大臣賞に相応しい。

科学技術振興機構賞

キウイが持つプロテアーゼは自分自身を壊すのか?

生物部

群馬県立沼田女子高等学校

<講評>

本研究は、スーパーで市販されているグリーンとゴールドの2種類のキウイの食べ比べ試験から、グリーンキウイを食べるとアレルギー反応がでるにもかかわらず、ゴールドキウイを 食べてもアレルギー反応がでないといった、受賞者自身の実体験を背景にした低アレルゲン性キウイ調理方法の開発に向けた研究である。グリーンキウイにはたんぱく質分解酵素の一つであるアクチニジンが多く含まれており、これがアレルゲンとして作用するが、グリーンキウイを50℃で1日保温するとアクチニジンが分解されたことから、キウイを食べる際に予め50℃の熱処理を加えることで、アレルギー反応を抑制できる可能性が示唆された。50℃保温によるアクチニジンの分解機構の詳細については更なる研究を必要とするものの、低アレルゲン性キウイ調理方法の開発は、人類が抱える昨今の食物アレルギー問題を打破するべく果敢に挑戦した独創的な研究であることから、科学技術の発展に寄与する可能性のある研究に授与される科学技術振興機構賞に相応しい。

慶應義塾賞

プラナリアの条件反射

特進Activity

佐野日本大学高等学校

<講評>

本研究は、プラナリアの刺激に対する条件反射に関して、その獲得条件および刺激の関連性を詳細に解析したものである。本研究から、これまで研究されてきた電気刺激への応答に留まらず、新たに餌という刺激に対しても条件反射が獲得できることが明らかになった。また、これを利用して、本来は負の走行性を示す光への応答を正の走行性へと変化させることに成功し、プラナリアの条件反射における新たな一面を見出した。さらに、発表者は研究内容とその背景を深く理解しており、情熱を持って研究に取り組む姿勢がうかがえた。
本成果は、神経研究におけるプラナリアのモデル生物としての可能性を提示し、今後の研究発展への貢献を期待させるものであるため、未来を先導するような独創的な研究に授与される慶應義塾賞に相応しい。

山形県知事賞

「幻の花」を未来に残せ ~アツモリソウのフラスコ苗の生産を目指して~

バイテク班

長野県上伊那農業高等学校

<講評>

本研究は、「野生ランの王者」と呼ばれているアツモリソウが、乱獲や盗掘、森林の荒廃や鹿による食害により個体数が激減しているという地域の課題に対し、自分たちができるサイエンスの手法を使って解決を試みている素晴らしい研究である。このような野生植物の人工培養は、研究者でも困難な実験であり、本研究においても様々な培養条件の改良の余地がある。しかし、代表らは好奇心や探求心を持ち、試行錯誤しながら粘り強く改良を重ねて人工育成を展開しており、その姿勢は審査員から高く評価された。

山形県教育委員会教育長賞

再利用可能なクロム吸着剤の開発

生物部

埼玉県立松山高等学校

<講評>

本研究は六価クロムによる工業排水の浄化を目的とし、植物が持つタンニンの性質に注目し、独自に作成したものも含む複数の吸着剤候補にタンニンを固定しその能力を検証したものである。また、酸やキレート剤を用いてクロムを回収し、吸着剤の再利用が可能である事を示し、実用化に向けて大きく進展させた。以上の成果を鑑みると、本研究は山形県教育委員会教育長賞に相応しい。

鶴岡市長賞

遺伝子解析による、単細胞緑藻類 Chlamydomonas reinhardtiiの大陸間交雑能の証明

土田 雄大

山形県立鶴岡中央高等学校

優秀賞

新しく作成したプライマーによるメダカの遺伝子鑑定

生物部

埼玉県立松山高等学校

審査員特別賞

クスノキの葉による窒素酸化物吸収能力の検証

河原 めぐみ

市川高等学校

キウイが持つプロテアーゼは自分自身を壊すのか?

児玉 千紘

群馬県立沼田女子高等学校

ミカヅキモによる汚染水から放射性物質の除去の可能性について

佐久間 美華

福島成蹊高等学校

葉色研究法の開発 ‐セネッセンス誘導による葉色変化の短期化‐

澤田 真緒

静岡北高等学校

プラナリアの条件反射

早川 春香

佐野日本大学高等学校

プラナリアの集合性と体色変化について

渡邊 ひかり

島根県立益田高等学校

ECMゲルを用いたヒトiPS細胞由来三次元膵島組織の作成

碓井 麻理子

東京都立国際高校

マウスの音刺激によるCD4+CD25+制御性T細胞の増加

松本 哲

神奈川県立秦野高等学校