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ABOUT AWARDS

各賞について

「成果発表部門」は下記すべての賞の受賞対象に、「計画発表部門」は優秀賞、審査員特別賞の受賞対象になります。

文部科学大臣賞 1点 副賞
厚生労働大臣賞 1点 副賞
農林水産大臣賞 1点 副賞
経済産業大臣賞 1点 副賞
環境大臣賞 1点 副賞
科学技術振興機構理事長賞 1点 副賞
慶應義塾賞 1点 副賞
山形県知事賞 1点 副賞
山形県教育委員会教育長賞 1点 副賞
鶴岡市長賞 数点 副賞
優秀賞 数点 -
審査員特別賞 数点 -
優秀研究指導者表彰 数点 副賞
  • 副賞は主催者側より交付されます。

PAST AWARDEES

第13回大会(2023年度)の受賞作品

第回大会の受賞作品

文部科学大臣賞

胚発生時の低酸素曝露がゼブラフィッシュの器官形成に及ぼす影響

櫻庭 佐英子Ashbury College

<講評>

本研究はゼブラフィッシュを用いて孵化時の低酸素状態が成長に及ぼす影響を詳細に検討したものです。これまで孵化後の環境については研究事例があったものの、孵化時の環境変化が孵化後の成長に及ぼす影響は明らかになっていませんでした。低酸素による影響を評価する装置を自ら作成し、また酸素濃度も予備的に様々な検討を行っていた点が評価できます。また、成長の様子を体長だけでなく、咽頭弓や脊椎といった体の構造にも着目して評価したことも素晴らしい点でした。学術研究としてレベルが高く、随所に創意工夫が見られることから文部科学大臣賞にふさわしい研究と判断しました。

第回大会の受賞作品

厚生労働大臣賞

クロモジのホルムアルデヒドに対する有効性

かおり班兵庫県立小野高等学校

<講評>

本研究では、クスノキ科クロモジ属の代表的な植物であるクロモジ中の揮発性成分、特に、リナロールが、シックハウス症候群の主要因であるホルムアルデヒドに対して高い反応性を有し、無毒な化合物へと変換させることを発見しました。さらに、リナロールとホルムアルデヒドとの反応生成物について、理論計算による予測や、質量分析による同定を行なうなど、分析化学的にも高度な研究がなされていました。芳香を放つ植物由来の揮発性物質が、シックハウス症候群の症状軽減にも繋がる可能性が期待されることから、厚生労働大臣賞にふさわしいと判断しました。

第回大会の受賞作品

農林水産大臣賞

秋田の伝統的日本酒造りのバイオインフォマティクス解析

池本 雄途秋田県立秋田高等学校

<講評>

本研究は生酛系の日本酒造りの過程で変化する微生物叢をバイオインフォマティクス解析により明らかにしたものです。緻密な実験計画を元に信憑性のあるデータが得られており、結果として、新たにGeobacillus属の存在を同定し、さらにLactobacillus sakeiが仕込み蔵の柱や木桶に由来することを明らかにしました。本研究成果は、日本酒造りの発展に大きく貢献することが期待され、農林水産大臣賞にふさわしいと判断しました。

第回大会の受賞作品

経済産業大臣賞

シロアリの誘引開発に向けた新たな誘引物質発見!?

三代目シロアリ班清風高等学校

<講評>

本研究はシロアリ古巣のシロアリ誘引作用を発見し、その抽出液には誘引作用だけではなく、木材の摂食活性を上昇させる作用があることを明らかにしました。本研究はシロアリの木材を食害する作用を逆手に、放置された間伐材の分解や、水産業における昆虫飼料への応用を提案しました。よって、経済産業分野において大きく貢献する可能性があることから、経済産業大臣賞にふさわしい研究と判断しました。

第回大会の受賞作品

環境大臣賞

アメリカザリガニのCa2+要求性に関する行動学的検証

藤山 慶人佼成学園高等学校

<講評>

本研究では、アメリカザリガニを解剖した際に興味を持った胃石について文献調査を進めて仮説を導き出し、給餌試験により検証しました。そして、胃石の発達はエサに含まれるカルシウム量に比例する事、そして、小触角によりカルシウムイオンを感知してカルシウム分を多く含む餌を求めて行動する事を強く示唆する事に成功しました。アメリカザリガニは特定外来種に指定されているため、甲殻類における骨格形成という生理学的知見に加えて、外来種からの環境保全や生物多様性の維持にも応用できる成果であり、環境大臣賞にふさわしいと評価しました。

第回大会の受賞作品

国立研究開発法人科学技術振興機構理事長賞

ホコリダニ科の性誤認とその識別能の研究

工藤 真由美山形県立鶴岡北高等学校

<講評>

本研究は、ホコリダニ科に属するダニのオスが、稀に誤ってオスをメスと認識してしまう「性誤認」という現象に着目し、その原因を探ろうと様々な角度から実験検証を行った結果、フェロモン処理により人為的に性誤認を起こすことに成功しました。また光の無い条件下では、オスとメスのペアが成立しにくくなるという予想していなかった結果も得られ、オスが幼虫を認識する際には視覚を使っている可能性も示唆されました。今後の研究の進展が発生学や生態学、さらには農学分野における科学技術の発展に大きく寄与する可能性があることから、科学技術振興機構理事長賞に相応しいと判断しました。

第回大会の受賞作品

慶應義塾賞

Mixed Realityを用いた試薬の搬送と実験自動化への展望

須藤 隼人角川ドワンゴ学園S高等学校

<講評>

本研究は、実験自動化が難しい装置間の搬送を人が担うシステムの構築のためのMixed Realityインタフェース開発を行い、簡易的な輸送系の構築を実施した研究となります。このインタフェースが開発されることで、高価な実験装置を導入しなくてもシステムのサポートによるスムーズな作業の実現の他、意外と多い人為的ミスの減少や慣れない作業を学ぶためのシステムとして有効性が期待できたため、未来を感じさせる独創的な研究テーマとして慶應義塾賞にふさわしいと判断しました。

第回大会の受賞作品

山形県知事賞

ミツバチが集めた花粉荷の色から周辺緑地の花粉源植物を推定するデータベース作成の試み

吉田 匠安田学園高等学校

<講評>

本研究では、ミツバチの花粉荷を1年間にわたり週ごとに収集し、それらの色を分析することで、花粉源植物の推定に有効なデータベースを作成しました。本研究の成果は、養蜂などの地域産業の発展に寄与するものです。さらに、色の評価という簡便さから手法の汎用性がうかがえ、誰もがミツバチを通して地域の植物を身近に捉えることが可能となり、日々の生活が豊かになると期待できます。これらの点が総合的に地域活性化につながると評価され、山形県知事賞にふさわしいと判断しました。

第回大会の受賞作品

山形県教育委員会教育長賞

オオサンショウウオの生息の有無に影響を与える地学的要因の分析

自然科学部オオサンショウウオ班岐阜県立大垣北高等学校

<講評>

本研究では、大学レベルの統計解析手法を駆使し、オオサンショウウオが生息する河川の地理学的要因の解明を試みています。取り扱いが難しい大規模な野外調査データを、客観的、定量的に評価しようとする、高度な学術的視点をもった研究です。結果、河川合流点の標高とオオサンショウウオの生息に関連を見いだし、本種の生態と合わせた議論を行いました。それにとどまらず、保全に向けた提言を行うなど、研究の社会的フィードバックも視野に入れた、意欲あふれる研究であることから、山形県教育委員会教育長賞にふさわしいと判断しました。

鶴岡市長賞

PCR法を用いた鶴岡市大山公園におけるタンポポの雑種化の調査

渡辺 杏山形県立鶴岡南高等学校

優秀賞

ショウジョウバエの行動に対する嗅覚の影響

谷尾 芳子立命館高等学校

鶏卵卵殻の成分特性をPM2.5吸着材料 として活用する研究

石田 朝稀米子工業高等専門学校

アオリイカの表皮に存在する色素胞に対するホルモンの作用 〜 in vitro におけるバイオアッセイによる解析 〜

亀 允斗石川県立七尾高等学校

カルシウム受容体はクラゲの刺胞射出に関与する

重松 そら愛媛県立長浜高等学校

進化傾向から探る、スミレ属ミヤマスミレ節の関係

スミレ班兵庫県立小野高等学校

カブトムシの高温による羽化ずれの謎を解く

池田 拓実土浦日本大学中等教育学校

食物アレルギーにおけるマウス小腸内特殊好酸球の役割解明とヒトへの応用

古谷 礼子学習院女子高等科

微生物の力でポリ乳酸から電気を作る

菅原 光貴山形県立酒田東高等学校

岐阜のオオサンショウウオを守る

自然科学部オオサンショウウオ班岐阜県立大垣北高等学校

以上9点、順不同

審査員特別賞

荒井 心優東京都立科学技術高等学校

河合 七香岐阜県立大垣北高等学校

壷阪 廉太朗兵庫県立龍野高等学校

植田 彩花兵庫県立小野高等学校

草場 智哉清風高等学校

伊藤 拓海埼玉県立松山高等学校

五十嵐 龍翔羽黒学園羽黒高等学校

村井 遥奈石川県立七尾高等学校

比嘉 万結香東京都市大学等々力高等学校

古川 逸九三重県立伊勢高等学校

後藤 心山形県立酒田東高等学校

塚原 葵学習院女子高等科

田中 隆太郎岐阜県立大垣北高等学校

福田 侑神奈川県立光陵高等学校

柴田 元気北海道釧路湖陵高等学校

以上15点、順不同

他に、優秀研究指導者表彰が4点贈られました。

第11−1回大会以前の受賞作品は、
こちらからご覧いただけます。