受賞者一覧


文部科学大臣賞

タイトル :「空中浮遊環境DNAを用いた生息調査法の確立を目指して」
学 校 名:静岡県立掛川西高等学校
グループ :自然科学部チームストリクス

<講評>
空中に浮遊するフクロウの皮脂由来DNAを手がかりに、鳥類の生態と分布を明らかにする新たな調査法を確立した独創的な研究です。空中の浮遊DNAを効率よく捕集する画期的かつシンプルな装置を自ら考案、自作して標的フクロウの存在を示す浮遊DNAの捕集に成功しました。この装置と手法は、鳥類の生態調査みならずインフルエンザウィルスなどの環境中での検出にも応用が期待されることから、独創性や学術性が非常に高い文部科学大臣賞に値する素晴らしい研究です。



厚生労働大臣賞

タイトル :「卵殻の複数成分を有効活用した機能性材料創製の試み」
学 校 名:国立米子工業高等専門学校
メンバー :田中 泰斗

<講評>
産業廃棄物である卵殻について、建材としての有効利用の可能性を検討した研究です。卵殻に含まれる炭酸カルシウムがシックハウスの原因であるアルデヒドを吸着する効果や、建材として石膏と混ぜて利用する際の耐火性・強度について検証実験を重ね、有効な配合割合を見出しました。人々の健康問題に生活環境改善の視点から取り組んでおり、厚生労働大臣賞にふさわしい研究であると評価しました。



農林水産大臣賞

タイトル :「フギレデンジソウの研究 ~小葉が“ふぎれる”しくみの解明~」
学 校 名:ノートルダム清心学園清心女子高等学校
グループ :生命科学コース フギレデンジソウ研究グループ

<講評>
 葉っぱが”ふぎれる”という、植物によっぽど興味がないと見落としがちな現象に関して、独自の測定基準を定めて葉の形状変化を数値解析できるようにした発想がまず素晴らしいです。 さらに2種類の植物成長ホルモンの濃度別の影響と、細胞の成長に関わる2種類の遺伝子の発現量を分析し、多角的な観点でふぎれの発生が複合的要因であることを示した結果は、植物の基礎的な研究として高い学術性を示しました。 よって、農林水産大臣賞にふさわしい研究と判断しました。



経済産業大臣賞

タイトル :「規格外枇杷の有効利用法について~枇杷の保存方法及びカステラ製品の開発と普及~」
学 校 名:長崎県立諫早農業高等学校
グループ :食品科学部

<講評>
ビワ果実の褐変防止と長期保存の方法を明らかにし、農家が課題として抱えていた規格外品の活用を実現できる結果を得たことが高く評価されました。 また、研究チームが地域製菓企業とのコラボレーションにより開発した商品は、地域活性のモデルケースと言うことができます。 社会課題を科学技術で解決し、ビジネス実装も行った素晴らしい研究であり、経済産業大臣賞に値します。



環境大臣賞

タイトル :「アカハライモリのクローン作成をめざして」
学 校 名:ノートルダム清心学園清心女子高等学校
メンバー :光畑 夏奈

<講評>
国内で生息数が減少している日本固有種のアカハライモリの絶滅を防ぐために,新たなクローン技術の確立を目指した研究です.先輩の行っていた手法に疑問を持ち,自分の知識と経験を元に新たな方法を開発・試行し,さらにそれを成功させたことは賞賛に値します.そして何よりも,研究代表者のアカハライモリへの愛情を強く感じました.よって本研究は,自然環境や生物多様性に関する優秀な研究に授与される環境大臣賞に値すると判断しました.




科学技術振興機構賞

タイトル :「マウスは教え、学ぶのか」
学 校 名:東京大学教育学部附属中等教育学校
メンバー :大友 沙羅

<講評>
本研究では,マウス同士のコミュニケーションにより,学習した経験を伝達できるのかどうかが調べられました。一見突飛な研究テーマに対して実験計画がよく練り込まれていて,視覚以外の手段でもコミュニケーションが行われている可能性を示唆しています。同時にストレスなどコミュニケーション以外の要素が実験結果に影響した可能性も考慮されていて,今後の研究計画にも反映するなど,科学の正道を体現した研究として科学技術振興機構賞に値します.




慶應義塾賞

タイトル :「三次元空間における粘菌の行動」
学 校 名:東京大学教育学部附属中等教育学校
メンバー :小林 千紘

<講評>
本研究では、粘菌が三次元空間においてどのような行動をとるかということについて、重力と磁気の二つの因子に分けてしっかりと検証がなされていました。粘菌の新たな機能を明らかにした独創性の高い研究で、今後の進展が期待されます。慶應義塾賞に相応しい、未来を先導する素晴らしい内容でした。




山形県知事賞

タイトル :「緑色光照射におけるヒラメの成長促進効果」
学 校 名:浦和実業学園高等学校
メンバー:米山 慶亮

<講評>
山形県は山岳地帯の県に思われがちですが、鶴岡市を含む庄内地方は日本海に面し、様々な魚介類を採取することができます。本研究は、緑色の光を効率よくヒラメに照射することにより、ヒラメの成長を促進させる研究です。ポスターの文字数を減らし見やすくする工夫があれば、より良かったです。ヒラメの養殖を今後可能にし、山形県の内陸でも新鮮な魚を食べられるように実用化、そして地方を活性化して頂きたいです。よって、山形県知事賞にふさわしい素晴らしい研究と判断されました。




山形県教育委員会教育長賞

タイトル :「ニホンアマガエルの採餌行動における視覚刺激の効果」
学 校 名:東京大学教育学部附属中等教育学校
メンバー :岸野 紘大

<講評>
本研究は、ニホンアマガエルの物体の色・速度・大きさに対する嗜好性を調べることで、採餌行動をとりやすい物体条件を明らかにした研究です。実験計画が良く練られており、 本人のカエル愛に基づいた研究知識の豊富さなど、 研究発想力、構成力を高く評価できます。 これらの点が教育的および学術的に優れているため、山形県教育委員会教育長賞にふさわしいと判断しました。




鶴岡市長賞

タイトル :「環境要因によってアレロパシー作用に変化はあるのか」
学 校 名:山形県立鶴岡工業高等学校
メンバー :阿部 翔馬

タイトル :「だだちゃ豆の莢と種子の特徴を探る」
学 校 名:鶴岡東高等学校
メンバー :永壽 暖



優秀賞

タイトル:「赤色光LEDライトが及ぼすカイコの幼虫の成長への影響」
学校名:茨城県立並木中等教育学校
メンバー:市川 尚人


タイトル:「オカダンゴムシの交替性転向反応の性質」
学校名:埼玉県立川越高等学校 
グループ:生物部


タイトル:「ヘドロは本当に肥料になるのか part.2」
学校名:清風高等学校 
グループ:生物部


タイトル:「ゼニゴケの再生能力」
学校名:東京大学教育学部附属中等教育学校
メンバー:西林 伶華


タイトル:「アニサキスのトランスポゾンはサケ目から来たのか?」
学校名:埼玉県立松山高等学校 
グループ:生物部


タイトル:「シロアリが日本を救う!?」
学校名:清風高等学校
メンバー:森本 大介


審査員特別賞

学校名:山村国際高等学校
氏名:新井 倭愛

学校名:愛媛県立今治西高等学校  
氏名:池内 明香

学校名:山梨県立韮崎高等学校  
氏名:伊藤 由快

学校名:兵庫県立小野高等学校  
氏名:大谷 素司

学校名:東京都立戸山高等学校  
氏名:大野 遥香

学校名:埼玉県立川越高等学校  
氏名:大和久 健太

学校名:静岡県立掛川西高等学校  
氏名:岡本 優真

学校名:清風高等学校
氏名:黒田 隆仁

学校名:福島成蹊高等学校  
氏名:下釜 佑月

学校名:岐阜県立岐阜高等学校  
氏名:土田 康太

学校名:東京都立多摩科学技術高等学校  
氏名:林 利有樹

学校名:東海大学付属浦安高等学校 
氏名:古本 裕一

学校名:世田谷学園高等学校
氏名:帆足 拡海

学校名:埼玉県立松山高等学校  
氏名:星野 直樹

学校名:ノートルダム清心学園清心女子高等学校
氏名:前田 萌絵

学校名:武庫川女子大学附属高等学校
氏名:松枝 春佳

学校名:市立札幌旭丘高等学校
氏名:山口 裕々

学校名:埼玉県立上尾高等学校  
氏名:吉村 玖桃

学校名:岐阜県立岐山高等学校  
氏名:岡島 紗良

学校名:東洋英和女学院高等部
氏名:沖 梨咲子

学校名:東京女学館高等学校  
氏名:清原 海音

学校名:東京都立町田高等学校  
氏名:栗原 里璃子

学校名:日本大学藤沢高等学校  
氏名:齋藤 怜奈

他に、優秀研究指導者表彰が4点贈られました。